アルビノーニのアダージョ
Adagio in G Minor (Albinoni) - YouTubeより引用
新城先生とひかりの別れのシーンで使用された曲、
トマゾ・アルビノーニ「弦楽とオルガンのためのアダージョ・ト短調」
この曲を聴いて真っ先に思い浮かんだのが、向田邦子さんのドラマ「あ・うん」でした。
1980年にNHKで放送され、翌年に「続あ・うん」として続編が放送されました。
当時私は小学生だったのでリアルタイムでは視聴していませんでしたが、大好きなドラマです。
このドラマの中でこの曲が何度も使用されていたのを憶えています。
あの頃のドラマは説明的なセリフも、視聴者に対する媚びもなく、
セリフと芝居の「間」を大事にしていたように思えます。
視聴者が登場人物の心情を慮ることができ、制作側も今よりは自由だったからかもしれないと生意気にも考えてしまいますが…どうなんでしょう。
せめて、心に残る作品づくりができる脚本家を育てる…そんな環境に戻ってほしいと思います。
向田邦子さんが生きていらしたら…時々そう思います。
向田さんが「故郷もどき」と仰ってた鹿児島で、彼女の資料を展示する企画展が毎年秋に開催されます。
今年も行こうかな。
追伸:9月8日(月)WOWOWシネマで「リアリティ・バイツ」が放送されます。
冒頭に新城先生の事にふれたので…(笑)私は一応録画視聴予定です。