トランス
監督:ダニー・ボイル
出演:ジェームズ・マカヴォイ、ロザリオ・ドーソン、ヴァンサン・カッセル
アート競売人のサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)はギャング一味と協力し、オークション会場から40億円の名画を盗み出すことに成功する。しかし計画外の動きを見せた彼はギャングのリーダー(ヴァンサン・カッセル)に暴行され、それが原因で絵画の隠し場所の記憶をなくしてしまう。リーダーは絵画のありかを聞き出すため、催眠療法士(ロザリオ・ドーソン)を雇うものの…。(シネマトゥデイより引用)
WOWOWで視聴。
R-15指定のサイコスリラーなんて生まれて初めて見ました。
どちらかというとスリラーよりサスペンスだという印象があります。
痛そうだったりグロい描写の部分は目を背けてましたが、意外に見れました。
現実世界と睡眠(トランス)状態の世界を行ったり来たりしていくうち、徐々に謎が明らかになっていきます。一番面白かったのは、ストーリーが進行していくにつれ登場人物に対する印象がどんどん変わっていくところですね。
画面もスタイリッシュで飽きさせず、男二人の主要人物がヒロインである催眠療法士に少しずつ翻弄されていくさまも見ていて引き込まれます。
ロザリオ・ドーソン演じる催眠療法士が知的でグラマラスなんですよね。
一体何したらあんな風になるんだろう…(汗)食生活の違いかしら。
ラストシーンでタブレット端末を通じてかわされる男女のやりとりは、
作中の怖さや気味悪さを払拭してくれました。